1-17 消えたトラウマ

 

 

こんにちは。

魂のメンター、媛厘子です。

 

 

 

今回はちょっと専門的な話です。

 

でもこれも、

自分を愛せるようになるために

欠かせない大事な話です。

 

 

今日はそんな話をします。

 

 

 

過去にしばられないで

 

『トラウマ』

って何だかわかるだろうか?

 

 

トラウマとは。

 

Wikipediaでは、

 

心的外傷、

外的内的要因による、

衝撃的な肉体的、

精神的な衝撃を受けたことで

 

長い間、

それにとらわれてしまう状態で、

また否定的な影響を

持っていることを指す

 

と記されている。

 

 

様々な要因によって

それぞれ異なるトラウマを

抱えている人が

世の中にはたくさんいると思う。

 

記憶が一瞬にしてよみがえり、、

過去に経験したことを

思い出した時や、

 

その記憶をなぞらえた時など、

一気にその当時と同じ苦しさが

襲ってくる。

 

 

その苦しさは経験した人間にしか

わからないだろう。

 

 

 

この私にも大きなトラウマがあった。

 

 

その1つは、

性的なことに対するトラウマ。

 

 

もう、一生治らないと思ってた。

 

 

 

SEXを良いものだなんて

思ったことも感じたこともなければ、

 

反対に、私にとっては、

自分の価値を証明するための

アイデンティティの1つ。

 

女性の身体は、

男性の性欲のはけ口でしかないと

 

この価値観はもう

一生変わらないと思ってた。

 

 

どれだけ好きな人に抱かれても

その行為に夢中になることはなく、

 

頭の中がいつもどこか冷静で、

 

離れたところから自分たちの行為を

客観的に見ている感じが

ずっとあった。

 

 

 

人間は1日に6万個のことを

思考すると言われてる。

 

そのうちの

9割以上がマイナスなこと、

 

つまり考えていても

哀しくなることや苦しくなること、

不安になることや

苛立つことがほとんどだということ。

 

もともと人間の本能には、

防衛本能が組み込まれているので、

 

いざという非常時のために

あらゆることや物を備える力があって、

 

がゆえに、

 

マイナスなことを想像したり

それに対して仮説を立てたり

検証したりが得意。

 

 

これは

持って生まれた本能だから、

誰にも当てはまること。

 

 

そして、その9割の思考の中身が、

 

過ぎてしまった過去か

来てもいない未来に関することか、

 

そのどちらか。

 

 

過ぎてしまった過去に対して、

 

「あの時、ああすれば良かった」

 

「あの人があんなことを言ったから、

私はこれだけ傷ついた」

 

「どうして私があんな目に

遭わなければならなかったの?」

 

「私の過去は不幸ばかり」

 

「出会った人にろくな人がいなかった」

 

数え上げればきりがないほど、

過ぎた過去に対して思っていること、

 

煮え切らない思い、

立ちきれない感情、

誰かのせいにしたいという逃げ、

 

そんな思いや感情にとらわれ、

支配されている人がとても多い。

 

 

実はトラウマはそうして

過去にとらわれ、支配されている自分が

自らが作っているということに

私自身が気付いたのは、

そんなに遠くない過去だった。

 

 

 

 

 

 

 

たった今、

幸せになるコツのひとつ、

『今に生きること』

 

大事なのは未来でも過去でもなく、

実は“たった今だけ”なんだと

この言葉が実は深い意味を提示して

世に教えてくれている。

 

 

そしてトラウマをたった今、

解消する方法。

 

 

それは

徹底して『今に生きること』

 

 

これしかない。

 

 

トラウマに苦しんでいる人は、

間違いなく過去に生きている人。

 

トラウマの理由になった過去に

ずっと焦点があったまま

生きている。

 

私自身も

そうだったからよくわかる。

 

 

これまでも

今に生きる”ということが、

とても大切だということは、

 

あらゆる本でも

立派な先生のセミナーでも

耳にしていたし、

理解しているつもりでいた。

 

 

でも実は、実践できていなかった。

 

だからずっと苦しんできた。

 

知っていることと、

身についていることは全然違う。

 

 

それまでの私にとって

『今を生きる』

ということの大切さはあくまでも

「知っている」ことに過ぎなかった。

 

 

 

そんな中、自分のトラウマが

いつまでも改善しないのは、

SEXしながらどこか冷めてるのも、

 

「そうか!

“今”、

この瞬間に集中して

生きてないからなんだ!」

 

とある時ふっと気付いた。

 

確かにいつも、SEXしながら

余計なことを考えてばかりだった。

 

行為の最中に

しらーっとした自分がいつもいた。

 

夢中なふりをしているだけの、

寒々とした自分がいた。

 

でもそうやって、

SEXしている時の自分は

“今”に生きているのではなく、

過去に焦点が合っていたから、

私にとって“良くないもの”とする

記憶の中でその行為が

進んでいたことになる。

 

そのままであれば当然

愛する人と身も心も結ばれた時の

素晴らしさなんて

永遠にわからなかったんだろうと思う。

 

 

 

私がこのトラウマから解消されたのは、

今に意識を向けることを

徹底して意識し始めてから

本当にあっという間だった。

 

 

たった今、

この瞬間に生きていたら、

 

全ての感情や思いを

今ここに置いていたら、

 

過去の出来事や、

それに伴う感情が入り込む

隙間がない。

 

 

今、

この瞬間に

全精力を向けて集中してみたら、

 

ものの見事に一瞬で、

 

自分でも理解が難しいスピードで、

20年来苦しんできたトラウマが

消えてなくなった。

 

 

 

 

この長年のトラウマが解消された時の

感動や感激って、

きっと言葉や文字では伝わらない。

 

もしかしたら夢?

って時々思ってしまうくらい、

あまりにもあっけなく

なくなってしまったのもあってか、

未だに自分でも信じられないと

思う時がある。

 

 

 

だけど今、

これだけははっきり言える。

 

 

トラウマの多くは、

『今に生きること』

が徹底してできるようになったら、

 

解消する可能性がとても高い。

 

実は誰でも、

たった今、この一瞬に、

生きることが習慣化したら、

過去の執着や苦しみから

解放される。

 

 

 

「今」に生きる訓練。

 

過去を思い出さない訓練。

 

思い出しても、

その過去にとらわれない訓練。

 

 

訓練次第で必ず、

人は今に生きることが

できるようになる。

 

コウテイ術でも

それは身につけられる。

 

 

トラウマは、

心のコリみたいなもの。

解消された今、

私は心からの幸福感を感じている。

 

 

 

 

 

 

あふれんばかりの愛

 

 

 

 

今日も、

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

全ては在るがまま、

 

あなたの存在も

在るがまま。

 

それだけで、

オールOK!!!

 

今日もたくさんの愛が

あなたの上にあふれています。

 

 

 

明日は・・・

もうちょっと深い話、

くりかえされる因果の話、しようと思います。