こんにちは。
魂のメンター、媛厘子です。
世の中に実は性的虐待が
ごまんとあるという話、
驚いたと思います。
かつて、ある会社経営者の女性に
この話をした時は、
「そんな話
この世にあるととても思えないし、
あったとしても気分が悪くなるから
聞かせないで。
むしろあなたが、
そう公言する意味がわからない。
一生黙っていて
墓場まで持っていくべきじゃないの?」
と言われたことがある。
一瞬、打ちのめされたけど、
あ~、
そういうふうに受けとめる人も
いるんだなぁと勉強になった。
でも私は、
真実を伝えて、
虐待によって苦しんできた人を
これから応援もしたいので、
公言し続けることはやめません。
私が
性的虐待を受けていたのは
4歳から13歳までの間。
そう、
私はサバイバー。
ある日突然、
私と妹の父親になった人から、
虐待され続けた9年間。
夜逃げした先で
一緒に暮らし始めて間もなくから、
始まったそれは
日常、当り前のことのように
9年間続いた。
もちろん最初は
養父に何をされているのかなんて、
4歳の私が
わかるるはずもなく、
ただされるがまま。
最初は私も
遊んでくれていると思っていたくらい。
でも当時から、
どんなことをされていたのかは、
ハッキリ覚えてるから
やっぱり被害者側の記憶力は
すさまじい。
実際に、養父によって
自分がされていることの意味が
うっすらとわかってきたのが、
小学校に入って間もなくのころ。
自分が早熟だったのか、
そういうことをされていたから、
単純に気付いたのが早かったのか
親の夫婦生活を
当時からよく目撃していたから、
そんな事情も
加味されていたかもしれない。
自分がされていることの意味が
自分の中でハッキリわかってから
そばに養父が寄ってくるだけで
いやでいやで、
苦しくても苦しくても
逃げ場がない。
この事実を母に話したらきっと
この家庭が壊れてしまう、
という思いが、自分を寡黙にさせる。
声を出せない。
何より、
鬼のように怖かった養父に
恐ろしい程の勢いでかたく口止めを
されていたのもあり、
またそれに恐怖感も加わり、
誰かに真実を話すことなんて
とてもできなかった。
家族4人、
団らんの時間。
こたつに入ってテレビを見ていると、
養父が足で私の股間を
まさぐってくる。
徐々に興奮が高まってきた養父は
母と妹を買い物に行かせる。
私と2人きりになる時間を作り、
自分が満足するまで
私を裸にし、様々な行為を続ける。
買い物から戻った母と妹には
もちろん何事もなかったかのように
養父も私もふるまう。
まだ幼いころに
体中にお酒をかけられて、
それをなめまわされた記憶もある。
本当に最悪だったのは
母が病気や出産で入院した時。
自分の隣に私を寝かせ、好き放題。
誰もいないキッチンで
ばったり出くわせば、
真っ暗な中、
抱きついてきてキスされて、
身体中まさぐられる。
ある晩は、遅くに帰宅して
まっすぐ私の布団に入って来て、
また自分の気が済むまで
散々、様々私にイタズラしたあと、
寝ている母の横に入り込み、
そこでまた、夫婦の営みを
始めるようなこともあった。
そんなに広い家に
住んでいたことはないけど、
養父と2人きりにならないように、
家の中で
ばったり出くわさないように、
用もないのに、母の後ろにずっと
くっついて歩いてみたり、
誰よりも早く学校に行き、
誰よりも遅く学校に残っていたり。
学校ではいじめられていたし、
友達もいなかったけど、
唯一、先生は私を
かわいがってくれていたから、
家にいるよりも学校の方が
それでもずっとずっとましだった。
そんな中、
いわゆる年頃になってきて
自分の身体に女性としての変化が
出始めてから特にそれまで以上に
養父を避けるようになっていたけど、
何よりも何よりもイヤだったのが、
一緒にお風呂に入らされることだった。
徐々に女性になっていく
私の身体の変化を
ニヤつきながら見る養父の目が、
たまらなく嫌いだった。
そしてそんな私の肉体の変化を、
自分の友人や職場の仲間に
面白おかしく話すことが、
さらに養父を嫌いにさせた。
それでも、私の記憶では、
養父と一線は越えていないと
信じていた。
好き放題されてきたけど、
最後の一線だけは、
越えていないという自負があった。
だけど結局
私は養父と一線を越えていた。
10年以上たってから
その事実を知った時の衝撃は、
いまだに忘れられない。
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子供は、
親の無条件の愛の中で育つことで、
自分の存在がかけがえのない
唯一無二のものだと
認識していくもの。
無条件に愛されることで、
自分を丸ごと愛することを学ぶもの。
無条件の愛情を
与えてくれるはずの親から
虐待を受けた子供は、
自分という存在の価値が
全くわからないまま大人になっていく。
自分や人との
信頼関係が皆無なまま、
自分は誰にも愛されない、
自分は誰にも
必要とされていない、
自分の居場所はどこにもない、
そんな思いを持ったまま
社会に出ていくことになる。
自分のことを愛せない人間が
人を本気で愛せるわけがないし、
自分のことを
信頼していない人間が、
人を信頼できるわけがない。
だから、
普通に幸せになることが
たったそれだけのことが
とても難しい。
大人になってもずっと
そんな自分と
向き合い続けなければならないし、
何より、生きていて苦しくて、
苦しい状態だから、
また更に苦しくなるようなことを
自分で引き寄せる結果になって、
負のスパイラルを
廻り続けることになる。
このスパイラルから、
出ることは容易じゃない。
サバイサーの多くが、
そのスパイラルの中にいる
自分にすら気付かないか、
気付いても
自ら出ようとはしない。
それは、
そこから出ようとすれば
痛みを伴うことが
本能でわかっているから。
わざわざそんな思いまでして、
幸せにならなくてもいい、
人生なんて、どうせこんなもの、
と、生きる事そのものを
諦めてしまう。
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今現在苦しみの渦中にいる人へ・・・
きっと、
誰のことも信じられないだろうと思うけど、
ここまでの苦しさを経験し
それを乗り越えてきたから私が
言うことだから、
是非耳をかたむけてほしい。
そんな思いでいっぱい。
性的虐待の傷は、
とてもとても深くて大きい。
それも、誰よりも理解している。
でも、人は必ず変われるし、
幸せになれるから。
その真理もどうか信じて欲しい。
あなたの人生はこれからだから。
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ここに書いた、
過去に私が受けた虐待は
まだほんの一部。
全て打ち明けることで
救われる人がいると信じて
私はまだまだこれからも発信します。
今日も、
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
全ては在るがまま、
あなたの存在も
在るがまま。
それだけで、
オールOK!!!
今日もたくさんの愛が
あなたの上にあふれています。
明日も、
この続き、話します。