1-10 親を選んで生まれてくる

 

 

こんにちは。

魂のメンター、媛厘子です。

 

 

 

 

 

私は最初、こんな真理、

信じられなかった。

 

何より、認めたくなかった。

 

親を恨んで恨んで

生きてきた私にとって、

何より受け入れがたいことだった。

 

 

ベビー

 

 

 

生まれ持った運命かと

思わせるほど、

私の男運を悪くした?父と、

 

ずっとずっと、

好き放~~~~~題に

生きてきた母。

 

私はホントに、

こんな両親を

自ら選んで

生まれてきたんだろうか・・・

 

 

 

私は、

ある瞬間から、

 

何で

こんな親の下に

生まれてきたんだろ?

 

って、

ずっとずっと不満だった。

 

 

幼くして、

殴られたりけられたり、

 

恐怖感と

怠慢さと、

人間の弱さを

私に強く植え付けた父。

 

 

途中、

夜逃げした先に突如現れた

養父に対しては、

 

こいつ、

ホントの父親じゃね~し、

 

何いっつも、

エラそうなことばっかり

言ってんだよ!!

 

このボケ!

カスっ!!

 

早く死んじまえっっっ!!!

 

っていっつも思ってたくらい

心の底から嫌いだった。

 

 

 

1度口げんかをしたら、

平気で何日も口をきかない

尋常でないほど、

ガンコものの母は、

 

我が子のために、

身をけずって・・・

なんてことは無縁の人。

 

小学生の時から、

朝ご飯なんて

作ってもらったこともなく、

 

 

子供の為に

努力なんて考えることも

一切ない人だから、

自分を犠牲にするなんて、

全く皆無の人だ。

 

 

私の4人の出産の後も、

身の回りの世話や

上の子供たちの面倒など、

手伝ってもらったことは

1度もない。

 

自ら我が子を

喜ばせることをしようなんて

母は考えたこともないだろう。

 

 

小さい時から

同級生の、

普通の家庭が、

ホントに羨ましかった・・・

 

お父さんと

腕組んで歩く友達見て、

仲良く家族で

出かける様子見て、

 

子供ながらに感じる

『偽善』

のない家族が、

とってもうらやましかった。

 

 

あんな人間が、

なぜ私の親なの?

 

 

 

自分の淋しさは、

一体誰がわかってくれるのか、

 

私の苦しさは、

どこに向けたらいいのか、

 

私の目の前にいる家族は、

本物じゃない。

 

安心して暮らせて、

心から笑えて、

楽しく一緒に過ごせる

本物の家族が欲しいと

ずっとずっと思ってた。

 

ずっとずっと

ずっとずっと

思ってた。

 

 

 

 

でも、

こんな親でも、

自分が選んで

生まれてきたんだという

真理を知った時、

 

この家族も、

環境も、

性別も、

国も、

時代も、

 

他の誰でもない、

自分で選んで

生まれてきたんだと教えられた時、

 

正直、

最初は

受け入れことができなかった。

 

意味がわからない。

 

納得出来ない。

 

何の話?

 

あの人たちを、

私が選んだの?

 

何のために?

 

親のせいで、

こんなに苦しんできたのに、

 

こんなに

苦しめられてきたのに、

 

その苦しみが、

誰にわかる?

 

 

 

そんな自問自答が

ずっとずっと

何年も続いた。

 

 

 

そのうち、

自分が子供を産み、

人の親になり、

 

自分が幼い頃の親の年齢に

達した頃から、

 

そして、

色々な真理を勉強していく中、

 

ほんの少しずつだったけど、

 

親も例外ではなく、

自分達と同じように、

成長するために生きていて、

 

ただ親というだけで

エラいわけでも何でもなくて、

 

ちょっとだけ

人生の先輩であるだけで、

 

だから、

見た目は大人に見えていたけど、

中身は実は

ちっとも大したことないんだと

 

未熟な、

まだまだ育ち盛りの魂なんだと

思えるようになっていった。

 

 

 

 

時間はかかったけど、

そんな親のことも

最後は赦せたから、

こうして自分のことも

許せるようになったし、

 

過去の葛藤も苦しさも

自分が選んできた親だからこそ、

と思えるようになり、

 

だからこそ

それだけ学びが深い縁であり、

相手であると次第に

受け止められるようになっていった。

 

 

たまたま

親子という関係が、

1番学びが濃くて、

気付きも多いから、

 

そういう契約で今生はいきましょうと

約束の上での

親子関係のような気がしている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

こうして、

その経過を言葉で現してしまうと

たった数行の、

たった100位の文言に

なってしまうけど、

 

そんな簡単な表現では

とても伝わらないほどの

苦しい葛藤の日々だった。

 

 

 

今現在も、

自分の親との関係で、

苦しんでいる人、

とても多いと思う。

 

親との関係の中での課題は

テーマとしてかなり大きくて深いし、

 

縁としたら、

1番身近な人だから、

余計に苦しい。

 

 

身近だから許せないし、

こうあって欲しいと思う、

自分の欲求や甘えが出る。

 

反対に、

本当はとても甘えたいのに、

受け入れてもらえない淋しさや、

 

愛されていない、

認めてもらえないという孤独感と

戦っている人も多い。

 

 

私の母は、

養父に性的虐待されている私を

かばおうともしなかったし、

 

養父に暴力を振るわれると、

一緒に私を殴ってきたこともある。

 

甘えることが許されず、

淋しいと一言も言えず、

 

心に愛も優しさも、

思いやりも信頼も

感じられないまま育ってきた。

 

 

淋しくて淋しくて

仕方なくても、

 

どんな時も、

強がって生きるしかなかった。

 

そんな術しか知らずに

大きくなってしまった。

 

 

 

でも、

そんな親とは関係なく、

実は自分は幸せになれる。

 

心から笑えるようになるためには、

人や自分を愛す。

 

これしか方法がない。

 

 

自分を愛せるようになるためには、

ちょっとリハビリ必要だけど、

 

必ず変われる。

 

私が変われたんだから、

誰でも変われる。

 

 

 

私みたいに遠回りしなくても、

今は親を赦せなくても

最短で必ず赦せるようになる。

 

 

 

 

親を選んで生まれてきた・・・

 

これは、

紛れもない事実だから、

悔しいけど仕方ない。

 

 

 

どうしようもない親を赦し、

認め、

感謝できるようになることが、

 

自分を愛せるようになるために

とても大事なこと。

 

まずは産んでくれたことに

素直に感謝する。

 

私もそうだったけど、

生まれて間もなく

放り出されたわけでもない。

 

ちゃんとミルクを飲ませてくれ、

酒乱で暴れる父から

身を呈して私たちを

守ろうとしてくれ、

いつも妹と私を

人形のようにかわいく着飾ってくれた。

 

いやな思いばかりに

とらわれていると、

そういう暖かかったところ、

見えなくなっちゃうけど、

私自身も確かに

母から愛情をもらっていたことは

間違いない。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

自分を愛するために

過去の暖かかったことを

思い出すために

必要なリハビリ方法が、

 

私が造ったコウテイ術。

 

苦しくて

幸せでない毎日から、

早く解放されて欲しい。

 

そんな思いだけで

つくったものです。

 

親を選んで生まれてくる事実。

それを受け入れることが必要な今、

 

コウテイ術が

力になると信じています。

 

 

新緑と地球儀

 

 

今日も、

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

全ては在るがまま、

 

あなたの存在も

在るがまま。

 

それだけで、

オールOK!!!

 

今日もたくさんの愛が

あなたの上にあふれています。

 

 

 

明日は・・・

父の酒乱による悲劇第2弾

をお話します。

 

 

 


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