1-9 父の酒乱による悲劇 

 

 

こんにちは。

魂のメンター、媛厘子です。

 

 

 

昨日の内容あたりから、

かなり生々しい話で、

あまり

聞きたくないかもしれないけど・・・

 

これも私の大切な過去なので、

できれば読んでほしい。

 

そんな思いを込めて

書いています。

 

 

 

 

トラウマが苦しい 

 

 

酒乱って、

ホント、

性質が悪いし、

罪深いなって思う。

 

お酒さえ抜けてしまえば、

本人は全く覚えていなくて、

 

自分の手にあるあざや傷で、

自分が酔った時に

しでかしたことを知る。

 

知るというより、

想像がつく・・・

という言葉の方が適当だろうか。

 

 

 

私は、

酔っていない時の父が

大好きだった。

 

近所のプールに

連れていってくれたことも

覚えているし、

父と2人だけで行った

銭湯の記憶も残ってる。

 

父に叱られた記憶もない。

 

私の3歳の誕生日には、

プレゼントに

電子オルガンを買ってきてくれた。

 

当時の子供番組で

流行っていた歌のレコードを

買ってきてくれたこともある。

 

 

 

母と妹と一緒に

会社帰りの父を

駅まで迎えに行った時には

 

笑顔で手を振りながら

階段を降りてくる

父の姿を見付けるのが、

大好きだった。

 

 

 

こんなに優しい父なのに、

とても同じ人物とは思えない

豹変した姿を見ると、

 

哀しくて淋しくて、

何より怖くて、

心細くて。

 

 

 

酒乱の人に

共通する特徴って、

日頃、ストレスを抱えていても

表にうまく出せない、

 

元々、神経がデリケートで細い、

気が小さいなどがあるみたいだけど

 

父もきっとやっぱり、

そういう人だったんだろうと思う。

 

 

 

だけどそうは言っても、

その性格だから

許されるというものではないし、

 

殴られたりけられたりする方は、

たまったもんじゃない。

 

それも、

理由なき理由での暴力だし、

 

酔った勢いでだから、

当然手加減なんてしない。

 

大の男から受ける暴力は、

女、子供にとっては

命取りになり兼ねない。

 

 

近くで見ていた、

高齢の母方の祖父母は、

よほど胸が痛かっただろう。

 

 

でもこれも不思議だが、

父は同居していた祖父母には、

絶対手を出さなかったというから、

 

どこかで正常な意識は

あったんじゃないかと思ってしまう。

 

完全な錯乱状態ではなく、

どこかで正常な判断がつく状態。

 

どちらにしても

どれだけ酔っぱらっても

ちゃんと家まで

帰って来られるのだから、

 

酒乱って実は、

ちょっと確信犯の可能性も

あるのかもしれないと

思ってしまう・・・

 

 

 

優しい父と、

鬼みたいな父。

 

大好きな父と、

大嫌いな父。

 

 

両方の父が、

生まれてから4歳までの

私の目の前に

確かに存在していた。

 

 

私の男運の悪さは、

この父にゆえんしているとのだと

 

人の未来が見えるという

これまた不思議な人に

つい最近、

言われたばかりだ。

 

 

お酒さえ飲まなければ、

私にはとても

優しい父だったのに・・・

 

 

 

父の暴力による傷は

肉体だけではなく、

やはり心にも及んでいる。

 

母はいまだに、

このトラウマを引きずっているし、

私自身もずっと無意識に

持ち続けた恐怖感から、

暴力をふるう人を

引き寄せてきた。

 

何年にもわたって続いてしまう

心の苦しみを

与えた側の人間にも

それなりの制裁があるとは思うが、

 

それにしても

やはり罪深すぎる・・・

 

 

水 波紋

 

 

 

今日も、

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

全ては在るがまま、

 

あなたの存在も

在るがまま。

 

それだけで、

オールOK!!!

 

今日もたくさんの愛が

あなたの上にあふれています。

 

 

 

明日は・・・

自分が親を選んで

生まれてくるという

真理について、お話します。

 

 

 


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