8-9 豊かさよりも心地良さ

   

   

   

ごきげんよう(‘◇’)ゞ

  

  

   

魂のメンター、えりこです(*^^*)

  

  

  

戦後、約75年の間、

生めよ、増やせよという社会背景、

戦後の復興のためにとにかく勤勉に働き、

便利で、より多くの人が生活する豊かな文化を

私たちのご先祖様たちは必死に築いてきました。

  

   

   

私たちの年代はその恩恵を受け、

物心ついた頃には

様々な電化製品も市場に出回っていたし、

年頃になった頃には今の携帯電話の先駆けがスタートし、

深夜でもお店が開いているようになり、

質をある程度維持した製品が当たり前になったため、

多くの物を持てるようになりました。

   

   

   

余談ですが、

市場が活発になるその背景には、

私たち一般人には解らない、

あまりきれいでない世界も蔓延していきましたね。

   

   

   

でも私たちが手に入れた豊かさや便利さの代償は

最盛期にはほとんど気付かなかったのが、

時の経過と時代の変化と共に

次第に露呈していきました。

    

   

    

今の若い人たちの車離れや

物をあまり持たずにシェアする文化などは、

たくさんの物を持つことで得られるステイタスや

満足感、承認欲などではなく、

自分の心地良さで選び、

自分の気持ちに正直に行動することを大切にしている

証拠でもあります。

   

   

   

いつの頃からか私は、

どうして人間は3歳くらいになると幼稚園に行って、

その後、小学校に行って、中学校、高校、大学と進学し、

就職して、年頃になったら結婚して、子供をもうけて、

マイホームを持って、

その子供を大きくするために懸命に働いて、子育てして、

疲れてきた頃に子供が独立したり、結婚したり、

そして孫の顔を見て死んでいく・・・

という決まりきったような一生に

疑問を持たないんだろうと思うようになりました。

  

   

   

人間の一生って大まかに見れば、

ストーリーがほぼ決まっていて、

そこから大きくはみ出れば異端児扱いをされたり、

むしろ、そのストーリーからはみ出ないように、

決まったレールの上を必死で生きている感が否めず、

不思議だなとずっと思っていました。

   

   

    

幸せって人によって違っていいし、

こうあるべきという見えない呪縛や勘違いに

振り回されている人が多いなぁと感じていたんです。

  

   

   

物やお金がたくさんあっても、

幸せそうじゃない人をたくさん見てきたし、

名誉や成功を手に入れても、

自殺してしまう人もいる。

   

   

   

でもこれからはやっとそんなおかしな世の中が

本格的に変わっていくのを

この数年の兆しで感じています。

 

   

   

わがままで、

自分のことだけしか考えない在り方とは

少し違う、自分に正直に生きる生き方、

    

多すぎる物を抱えるのではなく、

心地良く感じる物を必要なだけ所有し、

必要なくなればリサイクルでも売却ででもすぐに手離す、

意固地に手離せない、

欲で持ちすぎるといった状態は回避され、

    

ゴミも減り、エコが当たり前になり、

地球のためを考えて材料も選ぶ、

結局、幸せな人が

美しく平和な地球に増えていくという図式に

私は個人的に期待しかありません。

   

   

   

豊かさよりも心地良さを、

生活の小さなことからも丁寧に選択する人が

増えていくことが楽しみです。

   

   

    

新しい世界がやってきますよ(*^^*)

   

   

   

まずは自分の身の回りの物、

よく使う物や目にする物にこだわって、

心地良い、ワクワクするものを選択することから

始めてみて下さい。

   

   

   

コップ1つ、バスタオル1枚、

茶碗やお箸、スリッパやハンカチなど、

いい加減に選ばずに、

これ、大好きだって思える物を探しましょう。

   

   

   

日常のあらゆるシーンでの心地良さで

幸せを感じられる生活を自分で作りましょうね☆